ゴ・エ・ミヨ2022 テロワール賞を受賞しました!
なんと!!『ゴ・エ・ミヨ ジャポン2022』において、里山十帖&桑木野恵子が「テロワール賞」を受賞しました!!評点も昨年に引き続き、3トック15.5という高評価。本当に嬉しいです。ありがとうございます!
思い起こせば2018年、大きな成長余力を感じて桑木野を料理長に抜擢。その後2020年には「ミシュランガイド新潟」で一つ星、翌2021年には『ゴ・エ・ミヨ ジャポン』初掲載で3トック獲得、さらに今年は『ヒトサラ ベストシェフ&レストラン2022』に選出されるなど、今までの里山十帖では考えられない栄誉ある賞をいただけるようになりました。
桑木野をいつもご指導いただいている皆さま、そして桑木野の料理にリピートしていただいているお客さま、本当にありがとうございます。
里山十帖の料理は見た目に繊細なわけでも、アーティスティックなわけでもありません。豪華な食材を使うわけでもありません。
テロワール賞の冒頭で「『人が美しく、健康に、幸せであるにはどうすれば良いのか』ということが私の一貫したテーマです」と桑木野のコメントが紹介されていますが、料理の根源はまさにそこにあります。何より料理をつくる上で重要なのは、「生きるための食」であるということ。
素晴らしい技術を持ったシェフ、表現力の素晴らしいシェフが多く掲載されているなか、里山十帖の評価は高すぎるのかもしれません。
とはいえ、料理の根源を評価していただいたことは本当に嬉しいことです。さらに風土・文化・歴史を料理に表現している点を高く評価いただいたことは最高の栄誉です。
その日その時にとれたものの味わいはとても繊細で、地球の恵みを皆さんに感じ取っていただけると思います。冬の料理は発酵食、保存食ばかりで地味ですが、先人の知恵とアーティスティックな微生物の活躍を感じていただけると思います。
東京などの大都市では作ることができない、この地に暮らしているからこそ創れる料理を。
これからもスタッフ一同、精進してまいります。里山十帖をよろしくお願いします。
ありがとうございました!!
あ。それから。里山十帖では「料理で地域を表現したい!」というキッチンスタッフ、サービススタッフ、ソムリエを大募集中です。これから魚沼市銀山平で新施設も開業予定。一緒に「ここだけでしかつくれない料理」を創造しませんか?
里山十帖 クリエイティブディレクター
岩佐十良